夫婦で絶対FIREブログの夫です。
今日は20kg痩せた過程で得た知識を紹介したいと思います。
肥満の原因は糖質です。
糖質をひかえると適正体重に戻っていきます。
そもそも人類史をかんがえたとき
700万年間は肉食です。
消化管の構造的にも、人類は肉食動物なんだそうです。
糖質は基本的に糖新生によって維持されます。
700万年の人類史の中で、最低限の血糖値を維持するシステムを獲得しているのです。
逆に毎食白米を食べるような食事は、人類にとって完全に糖質過剰です。
白米の糖質量は角砂糖にして、1杯18個分にもなるのです。
(パンやパスタも同様。ケーキが17個分なので、それより多く糖質をとれば、肥満から抜け出せるわけがありません)
その多くはインスリンによって脂肪に変えられていきます。
これが肥満の原因です。
しかも白米は精製度が高く、依存性が高いのが厄介です。
ここでよくある反論として
よくある「バランスの良い食事」からかけ離れるのではないかというものがあります。
しかしその「バランスの良い食事」には、はっきりとした根拠が無いと指摘する本が多いです。
糖質を控えることは、肥満の治療だけでなく
アレルギー改善にも有効です。
なぜなら、
血糖値の乱高下を防げる
→副腎が血糖値を安定するために酷使されない
→副腎がアレルギーに対してコルチゾールをきちんと出せる
という原理が働くからです。
お腹は減らないのか?という反論もありますが、答えは「減らない」です。
なぜなら、糖質をとっている時のほうが、お腹が減るからです。
どういうことかというと
糖質をとる
→血糖値が上がる
→インスリンで下げる
→下がりすぎる(このとき強い空腹が起きる)
という仕組みになっているからです。
現に私自身の体験としても
たんぱく質をしっかりとって、カロリーをしっかり取ることを意識しているのもありますが、
糖質による、上記の強い空腹が起きないため
以前は毎食前に感じていた強い空腹が、おきなくなりました。
糖質をひかえると
血糖値の乱高下がなくなり、メンタルも安定します。
朝きちんと起きられるようにもなります。
糖質をひかえることで
腸カンジダ(腸のカビ)を防ぐこともできます。
糖質を控えることで
糖質の消費でビタミンB群を消耗してしまうのを防ぐこともできます。
糖質を控えるコツとしては
最初に野菜だけをたべる
次に肉や魚だけをたべる。
ここで食事を終わらせるのが1番良いです。
小麦に至っては
上記糖質の弊害にプラスして、グルテンによる悪影響も受けるので、正直論外です。
小麦のグルテンは腸を傷つけます。
腸が傷付けば、そこから異物がフィルターを通さず体内に入り、アレルギーが起きやすくなります。
これをリーキーガットといいますが、リーキーガットを防ぐことは
喘息、アトピー、じんましん、食物アレルギーを防ぐことにつながります。
全粒粉やグルテンフリーにしたとしても、糖質によって血糖値があがるので、ひかえるべきです。
白砂糖は、論外で危険なのでさけましょう。
糖質をひかえることで
ケトン体という人類本来のメインエンジンが稼働することになります。
ケトン体の方がエネルギー効率は良いです。
私も実感として疲れにくくなりました。
結局のところ
700万年間で食べてきたり、過ごしてきた環境に、なるべく近づけるという考えが、
健康に過ごすためのポイントです。